投資を始めたきっかけ

私は2015年頃から投資信託日本株を2年近くやっていますが、今年から米国株を始めました。私が投資を始めたきっかけについてご紹介したいと思います。

 

今後始める方にとって、検討する材料になればと思っています。

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「保険」について知ったこ

結婚して、保険に入ることを検討したのが2011年。いわゆる「保険の相談窓口」で将来について考えるきっかけをもらいました。今でもまだ入っている終身保険医療保険はあります。近視眼的な視点から、もっと対局を見て、今を生きることの大切さを教えてもらいました。保険には、万が一に備えるだけではなく、運用の要素があること、銀行の利子やネット銀行の利子と比べたら、比べ物にならないくらい高いということを知りました。特に、終身保険などで20年後、30年後には、積み立てたお金から15%~20%上乗せになるということに非常に魅力的に感じました。(結果、勧められるがまま保険に入りました。)その後、子どもが生まれ、年を重ねるごとで見直しを行い、今に至ります。

 

「保険」は大切、でも「運用」って自分でできないのかなという疑問

保険会社はそもそも、なぜ積み立てたお金が15~20%も増えるのかということに疑問を抱いていました。その理由は、保険会社が「運用をしている」から。じゃあ、自分で運用ってできないのか、運用って何?だろうということを初めて現実的に考えました。
そのとき読んだ本、きっかけになった本はこちらです。

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

 

 ここでの運用をざっくりご紹介すると以下の通りです。要は負けない運用をすることです。

生活防衛資金(約3ヵ月~2年分)と運用資金を分ける
②運用資金の中から、「リスク資産」と「無リスク資産」とに分ける
③「リスク資産」は、国内外の株式インデックスファンドを50%ずつ。「無リスク資産」は、国内債券(国債)と現金。

その中で、以下の記述もあります。

前回版『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』は2010年末に出版されましたが、この本で推奨した「国内株式」50%、「先進国株式」40%、「新興国株式」10%の組み合わせに、10年末をスタートに15年3月末まで投資して場合に運用資産の増加を現実の投信に投資していたとして計算すると、95.1%となりました。(複利運用では17.0%です)

運用も併せて行う保険会社は、保険以外にも様々なコストがのっかってくるため、運用利率は当然ですが、投資信託を自分で買ったりするよりも、だいぶ下がってしまうということがわかりました。そのあたり、とにかく私が無知だったのです。

 

そもそも前提の知識がなさすぎる

あまりの自分が無知であることを知り、本を読んだり、ブログを読んで学びました。今もまだまだ勉強中ですが、保険を相談する前のときよりは知識はついていると自信を持って言えます。FP(ファイナンシャルプランナー) という職業があること、ファイナンシャルプランニングという学問について、全般的に学ぶことができたことはよかったです。それがそのまま使えるのか、仕事にできるかどうかはまた別として。。

 

何もしないことのリスク インフレへの対応

リスクは取りたくはないが、何もせずに、銀行に資金を置いているというだけで、資金の価値が目減りし、何もしないということもリスクになり得るということを気づかされます。それについて、分かりやすく書かれていたのがこちらの本です。

ものぐさ投資術 (PHPビジネス新書)

ものぐさ投資術 (PHPビジネス新書)

 

 

前から、「ただ預金として置いておくと、その価値が減ってしまう」時代が続いていました。「実質金利」がマイナスの状態が続いていたからです。実質金利というのは、金利から物価上昇分を差し引いて計算します。実質金利がマイナスで「預貯金にお金をおいておくだけで、働いて稼いだお金や受け取った年金などの価値がどんどん目減りしていく」状況が続いてきました。今後、預貯金の金利は低下したままで、日銀は物価上昇2%という目標を引き続き堅持し、今後も実質金利がマイナスになる状況が、これからもしばらく続くはずです。


まとめ

少子高齢化で、現役世代が減るこれからの時代は、「老後にもらえるお金」が減ることは間違いありません。貯蓄から投資へがただの合言葉ではなく現実問題として正しく捉えて、悲観しすぎることなく、楽観するわけでもなく、正しく向き合って行動を起こしたいと思っています。

私も子持ちのいちサラリーマンとして、仕事の合間で投資というものに触れ、学んできたので、何かお役に立つことがあればと思ってブログを始めました。自分が持ったこれまでの疑問や経過、現状についても記事にしていければと思っています。