中野ジェームズ修一著『ランニングの作法~ゼロからフルマラソン完走を目指す75の知恵~』を読んで
本日は最近読んだ本、中野ジェームズ著『ランニングの作法~ゼロからフルマラソン完走を目指す75の知恵』についての書評を書いてみたいと思います。
- どんな人に向けた著書か?
- 初めの2か月間は、週3回、ウォーキングから始める
- 3ヵ月目以降は、週3回、1日10分(距離は約1.3km、時速8km)走る
- ランナーのレベルの基準の目安
- 使っているアプリ
- 最後に
ランニングの作法 ゼロからフルマラソン完走を目指す75の知恵 (SB新書)
- 作者: 中野ジェームズ修一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: 新書
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どんな人に向けた著書か?
この本は、ランニングの専門家ではなく、フィジカルトレーナーの著者が、「これからランニングを始める人」「走り出したばかりのビギナー」に向けて書いた本です。著者の得意な分野は、スポーツ障害の予防のため、いくつになっても快適に走るために、カラダに負担をかけない安全なランニング作法という点に重点が置かれています。
私は、一時期からジムに定期的に通ったり、月に数回程度の頻度は走っていました。しかし、時間が経つにつれてそのことへの優先順位が下がり、なかなか続かず回数も増えないのです。そんな人でも続けられるように、ランニングを長続きさせるノウハウが随所に盛り込まれています。
私はこの本を読んでから、今で約1ヶ月は続いています。この本がきっかけになりましたので、ご紹介したく記事にしたくなりました。
初めの2か月間は、週3回、ウォーキングから始める
あまり普段歩いていない、走っていないという方は2か月間、週3回のウォーキングからスタートするとよいそうです。私は2週間は毎朝10分~15分間のウォーキングから始めました。
何がいいんだろう・・・?考えました。やってみて感じたことは、結局は、
習慣化
です。やってみると、とにかく朝歩くと気持ちいい。また明日もあるこう、という気持ちに自然となりました。(↓こちら走り終えて撮った写真です)
3ヵ月目以降は、週3回、1日10分(距離は約1.3km、時速8km)走る
ウォーキングからスピードアップして、時速8kmで10分間でよいそうです。もっと走れると思っても10分でやめる。理由は以下の2つです。
①漸進性の法則(弱い負荷から始めて、徐々に強くする。)
②「もっと走れるのに!」でやめて「もっと走りたい!」というモチベーションを維持
それでも「もっと走りたい」と思ったら、走る時間を延ばすのではなく、走る頻度を増やすようにします。週3回から、週4回、週5回、週6回・・・と。走ることを生活習慣に組み込み、デイリーイベントにいていくのだそうです。
私はまさに、直近だと週4回程度走るようになっています。「走らないといけない」ではなく、「今日は走ろうかな、なんか走りたい」に変わっていっています。最近雨予報も多いですが、早朝は以外にもまだ降っていなかったりで、ちょいと得した気分になります。
ランナーのレベルの基準の目安
著書から引用すると、以下のようになります。
まずは1か月続けること、そこから3ヵ月続けるところまで、私もやってみたいと思います。そのときに身体の変化を少しでも感じることができれば、それがまた次のモチベーションになるかなと思います。
使っているアプリ
食事もそうですが、やはりレコーディングはモチベーション維持の一つですね。もし、まだ何も使われていないなら、すでに多くの人に知られていると思いますが、やはりこちらは大変便利です。applewatchまで買いたくなります。それかGarminがかっこいいですね。
最後に
ランニングすることは特別なことではなく、特に普段特にスポーツをしていない、私のような普通の人でも、ウォーキングから始めてランニングを楽しめるんだということを、そのまま実践してみたいと思っています。いずれはフルマラソンまで走れれば嬉しいですが、入れ込みすぎずまずは1ヶ月、次に3ヵ月と目の前のランニングを楽しみなら続けていきたいと思います。
この本では、上記以外にも、ランニングシューズの走り方や、身体のケアの仕方など、初心者にもわかりやすく書かれていて、私は非常に参考になりました。上級者やタイムをさらに伸ばしていくような方には、向かないかもしれませんが、健康のために何か始めたい、まずは気軽に歩くことからでも、という方にはちょうどよいかもしれません。