つみたてNISAフェスティバル2019に参加して
2019/4/20(土)に行われたつみたてNISAフェスティバルに参加してきましたので、印象に残ったことをまとめてみたいと思います。
特に、I-Oウェルス・アドバイザース株式会社社長である岡本和久氏の基調講話について、内容を記録したいと思います。
自宅に戻ってから、I-OウェルスアドバイザーのHPも拝見して、お金の教育のあり方について、理解が深まりました。
・I-OWAホームページ http://www.i-owa.com/
・ピギーちゃんのハッピー・マネー教室 http://www.i-owa.com/happy-money/
・インベストライフ http://www.investlife.jp/
「人生100年時代」を迎え必要とされる、幼少期における金融教育の重要性
お金について、子供たちにアンケートを取ると、
・お金のイメージは?
アンケート結果 「きれい:約半分、きたない:約半分」
・お金持ちのイメージは?
アンケート結果 「良い人:約半分、悪い人:約半分」
約半数の方が抱いている、お金は汚いとか、お金持ちは悪い人という誤解を解きたいと考えている。
そもそもお金とは、他のものと交換ができる交換券である。私たちは欲しいものと交換ができると、喜びを感じる。つまり、お金によって喜びを得られる。私たちは、喜びをくれたことに対する「感謝のしるし」としてお金を支払う。
だから、「お金」と「感謝」の関係は、コインの表と裏のような関係と言える。
実際には銀行のATMからお金をおろしていたとしても、それは会社員であれば、その会社が誰かのために感謝されるものやサービスを提供し、その感謝のしるしとして受け取ったものであるということ。
世の中には二つのお金の稼ぎ方がある。一つは、人から感謝のしるしを受けて、それがたまった人が本当のお金持ち。感謝がたまると信用になる。もう一つは、奪ったり、騙したり、人を犠牲にして手に入れたお金を持っている人もいる。それによって捕まったりするニュースが日々流れるために、お金持ち=悪い人、というイメージが付いてしまっている。
お金には4つの使い方がある
①つかう:いま欲しいものを買う
②ためる:将来に備えて今は使わない
③ふやす:今すぐ必要ではないお金を、今すぐお金が必要な人に使わせてあげる。それを世の中で役に立つことに使ってもらい、感謝のしるしを受け取って、また返してもらう。うまくうけばお金を増やすことができるが、うまくいかなければお金が減ることもある。
④ゆずる:自分のお金の一部を困っている人のために使って喜んでもらうこと=寄付。思いやりをあげることだから、お金がなくても時間や体力でもよい。善意で世の中をよくする。
今、自分というのがまず第一ではあるが、そこから一歩踏み込んで、世の中と未来を眺めるという意識が大切。つかう、ためる、から始まって、ゆずる、ふやすの行動を増やすことで、いろんな意味で人生を豊かにできる。
どうしてもみな、株価の価格ばかりが気になってしまうが、そもそもその会社がどんな目的でどんな事業をしているのか?世の中のどんな役に立っているのか?という投資の本質を理解すること。私自身、子供の金融教育として、そういうことを伝えていきたいと感じました。
現役世代における資産形成の重要性
私たちの人生の目的は、幸せもちになること。お金持ちになることではなく、出世することでもない。
幸せの分類は、金融資産、健康、家族、交友関係、楽しみ・趣味、社会貢献がある。人生を、学び時代、働きの時代、遊びの時代と3つのステージに分かれる。働きの時代から、欲を言えば18歳から、「全世界、分散、長期投資」で資産形成をするべき、というお話でした。続けることが大切。
最終的にお金の呪縛から離れられることが、本当の意味で幸せにつながるということも確かにその通りだなと感じました。
最後に
外に出て、直接顔を見て、人の温度を感じることに価値がありますね。今回参加できてよかったです。