19万円をドブに捨ててきました。。

2014年に、終身保険(低解約返戻金型終身保険)に加入しました。

 

この保険に入った理由は、貯蓄が目的の終身保険で、当時は娘が生まれて子ども手当が毎月入ってくるなら、それを金利の低い銀行貯蓄やネット定期よりも、貯蓄目的の終身保険に入ったほうがいいと説明され、それに納得してそのまま入ったというのが理由です。当時の私は賢明な判断をしたと思っています。

 

今思うと、リテラシーがないということはそういうことなんだと思います。

 

当時の思いとしては、子どもができて少し落ち着いて、将来のために今できることで何とかしたいと思って、いわゆるいろんな保険を紹介してくれるお店で入ったものです。今でもそれ自体が間違っていたとは思っていません。その会社は、いろんな保険会社の中から選んで、いいとこどりをしていて、なんといいサービスだと思っていました。むしろ、だれもがやっていないことをやっていることに、私は進んでいると感じていました。今でもすべてが悪だとも思っていません。

 

ただ、今の自分がその場面にいたとしたら、間違いなくその保険に入っていなかったと思います。その理由は、今なら間違いなく米国ETFなど、自分で運用をすると思うからです。

 

3年間支払ってきましたが、本日解約手続きをしました。

保険料 年16万×3年=48万

解約返戻金 29万 返戻率60%

です。

 

解約をしなかった場合、解約返戻金が支払金額を超えるのは今から14年後です。それまで支払うこともできたと思います。でも、解約を決めた一番の理由は、手元の流動性を高めておきたかったということです。

他にも保険には入っていたので、続けているものはありますが、こちらの分は解約という判断をしました。(保険料控除になる分はそのまま掛けています)

 

結論としては、19万円をドブに捨てたことになります。。

 

その他の方法としては、払い済み保険にして、支払いを止め、いつか年月が経ってから解約するということも考えましたが、既に支払った48万分を上回るのは約50年後でした。。。正直そこまで待てません。

 

やはりつくづく、保険というのは、保険会社が儲かるようにできているんだなと思った瞬間でした。困ったときに役に立つのは間違いないですし、私もまだ入っている保険もあります。ただ、言えることは、あらゆる選択肢を考慮の上、保険に入るということです。貯蓄目的、運用目的であれば、保険の要素が入っている貯蓄はやはり効率がよくありません。結局そういうことなんだと思ったよい経験です。19万円、いい勉強代です。

 

でも、よくよく考えると、保険に入るというきっかけがあったから、今、投資というものに興味を持ったということもあると思っています。終身保険はなんであんなに利率が高いんだろう?ドル建て保険ってなんだ?投資信託って?米国株って?米国ETFって?

 

そんなことの積み重ねで、今に行き着いています。

まだまだこれからの30年後のことを考えれば、今気づけて良かったのだと思うようにしました。

 

今後も自分の見識を高め、日々振り返りながら最善の選択をしていきたいと思っています。

 

以下、たぱぞうさんの記事も参考にしました。ありがとうございます。最後のひと押しをしてもらったと思っています。

 

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