自分の車を他人とシェアして、副収入を得る!?
最近、頻繁にカーシェアを利用するようになり、「カーシェア」に関することついて、カラーバス効果で自然と情報を集めていることに気付きました。ドコモが2017年11月より、「dカーシェア」というサービスを始めるらしいのです。
https://carshare.dmkt-sp.jp/portal/より引用
こちらのサービスは、主に3つから成り立っています。
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カーシェア
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マイカーシェア
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レンタカー
すべて、1回のお支払い100円(税抜)につき1ポイントのdポイントが貯まります。
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カーシェア
街の至る所にあるあのカーシェアです。今回、dカーシェアに登録することで、オリックス自動車の「オリックスカーシェア」が利用できるようになります。今後は、三井不動産リアルティ株式会社の「カレコ・カーシェアリングクラブ」や鉄協商株式会社の「カリテコ」と2018年度上期からの提携実現に向けて準備を進めているそうです。dのアカウントだけで、そのままカーシェアが使える、ということも便利になって、利用者は増えそうですね。
ただし、ステーション数、車両台数ともに、業界シェア1位のタイムズカープラスと、業界シェア2位のオリックスレンタカーとの差は約6倍以上あります。
今後巻き返しに打って出る、というところなのでしょうか。便利なサービスの競争が起きることは大歓迎です。
2.マイカーシェア
車を所有しているオーナーが、自分が車を使用しない時間帯に、使用したいドライバーにシェアする(貸し出す)ことができるサービスです。他社がまだほとんど(?)やっていないサービスが今後広がっていきそうです。
ちなみに、このときの車の利用料は、オーナーが任意で独自に設定ができます 。いい車は高く、安くてもいいという場合は安く、自由に設定できます。
利用料を使用者が支払い、オーナーはその中から「10%」の手数料を引いた、残りの「90%」が取り分になります。利用者は、オーナーが設定した料金と、保険にも入る必要があるようです。
うまくいけば、結構な副収入になるのではないでしょうか。
3.レンタカー
この度、国内主要な事業者による7つのレンタカーサービスが利用可能になり、全国で合計約3500店舗が取扱う車両の検索が一度に行え、予約までが可能になるそうです。タイムズさんの拠点は全国で444店舗(2017年4月末時点)のため、そこは圧倒的な拠点、台数の差になりそうです。
7つのレンタカーとは、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー、ニッポンレンタカー、日産レンタカー、Jネットレンタカー、バジェット・レンタカー、スカイレンタカーです。
これはこれまでと変わりませんが、dを介しているというところに意味があるんでしょう。
サービス登録受付開始日は、2017年11月8日だそうです。
CMなどほとんど見かけませんが、今後、大きなサービスになっていくこと間違いなさそうですね。dの経済圏への囲い込みも、以前よりはだいぶ進んでいきますね。
メリット、デメリット
貸す人のメリット
・維持費が大変な車の費用負担を軽くすることができる
・ずっと使っていない車を活用してお金に換えることができる
・自慢の車を、乗りたいと思う人と共有できる
貸す人のデメリット
・誰が借りるかが不安
・保険に入っているとはいえ、車の価値を落としたくない
借りる人のメリット
・移動手段の選択肢が増える
・近くに拠点が増えて、カーシェアを利用する機会が増える
・乗りたかった車に、試しに乗ってみることができる
・自家用車を持つ必要がなくなる
などは考えられそうです。
終わりに
何よりもまず、空いている時間に自分の資産に働いてもらう、キャッシュを生み出すという発想はとてもいいですね。本業以外に収入ができるというのが車所有者にとって非常に魅力的だと感じます。所有者も、利用者もメリットが多くあります。いろんな規制を乗り越えて、ここまで可能になる世界が楽しみです。ちなみに、私は車は売ってしまいましたが、利用する側で登録したいと思います。
パーク24の資料によると、今後のモビリティサービスの未来を交通インフラから形成していく、とあります。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/keizai_senryaku/pdf02/2.pdfより引用
自家用車がターミナル駅やバス停までで、あとは「公共交通機関+カーシェア」。渋滞をなくして、住みやすい街にしていきたいですね。