企業型確定拠出年金 運用商品ラインナップの強化を強く希望します
2015年10月より、企業型の確定拠出年金を開始し、約2年が経過しました。その当時から、運用商品の割合変更等は行ってきましたが、運用商品のラインナップ自体は一切変わらずにここまで来ています。今回は、私が加入している企業型確定拠出年金のこれまでの推移と、今後の希望について、まとめてみたいと思います。
これまで
最初の1年は月2万円程度から拠出していましたが、昨年1年前は、月2.5万円程度拠出してきました。2年これまでの拠出金累計は450,000円、資産評価額は539,599円となり、運用利回りは21.8%です。グラフにすると以下のようになります。
運用利回りで、21.8%というのは、あくまで加入時点以降~現在までの利回りを算出しています。つまり、1年あたりで換算すると、約10%の利回りということになります。運用割合は、100%外国株式の投資信託にしています。
私は年率6%のパフォーマンスを目標としていたので、年率10%の成長はできすぎですね。今後短期での予測がどうなるかは誰もわかりませんが、節税効果と長期での運用による安定感は今後も期待します。(年率6%成長はグラフ内の緑の線)
【重要】平成29年1月以降のWeb・コールセンターサービスについて:三菱UFJ信託銀行(旧DCJ)
外国株式の運用商品一覧
そんな中で、三菱UFJ信託銀行で取り扱っている外国株式の各投資信託の運用スタイルと信託報酬についての詳細です。
①三菱UFJDC海外株式インデックスファンド
・パッシブ運用
・信託報酬:0.2268%(税抜0.21%)
・ベンチマーク:MSCI コクサイ インデックス(円換算ベース)
②野村新興国株式インデックスファンド
・パッシブ運用
・信託報酬:0.6048%(税抜0.56%)
・ベンチマーク:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)
③明治安田DC外国株式リサーチオープン
・アクティブ運用
・信託報酬:1.4904%(税抜1.38%)
最後に
楽天バンガードファンドの、「全米株式インデックスファンド」を見ると、ファンドの管理費用は税込で0.1696%の商品です。それと比べても、ここに出ている外国株式の信託報酬がまだまだ高いこと、つみたてNISAのような商品はラインナップされていない現状があります。
今後、企業型確定拠出年金の認知や選択肢が増え、世間からの声が大きくなり、今の時代にあった顧客本位の投資信託が購入できるようになる世界を期待します。